コロナウイルスの影響で、多くの事業者が売上や利益が減少しています。そんな時に、事業の再構築や転換に役立つのが、事業再構築補助金です。しかし、この補助金を申請するには、いくつかの条件や手続きが必要です。今回は、事業再構築補助金を活用して、自動車整備業に挑戦した成功事例をご紹介します。

●事業再構築補助金とは
事業再構築補助金とは、コロナウイルスの影響で売上が減少した事業者に対して、事業の再構築や転換に必要な経費の一部を補助する制度です。補助率は、中小企業や個人事業主は最大2/3、大企業は最大1/2で、補助上限額は1億円です。申請は、2024年3月31日まで受け付けています。

●事例紹介:自動車整備業に挑戦
Dさんは、大阪府枚方市にある自動車販売業の経営者です。これまで、旧車に特化した販売を行ってきました。しかし、コロナウイルスの影響で、旧車の需要が減り、経営が厳しくなりました。そこで、Dさんは、事業再構築補助金を申請し、自動車整備業に事業を転換しました。

自動車整備業に事業を転換するには、自動車整備に必要なシステムの導入が必要でした。そのため、Dさんは、事業再構築補助金の対象となる経費として、以下のものを申請しました。

自動車整備システムの購入費用
自動車整備システムの設置費用
自動車整備システムの運用費用
自動車整備に関する研修費用
Dさんは、事業再構築補助金の申請にあたって、以下のようにアピールしました。

○旧車に対する目利き力やカスタム技術、全国規模の顧客基盤を活かすことができる
○自動車整備の需要が増加している市場に参入することができる
○販売顧客からの整備依頼に対応することができる
○旧車の整備に精通した店が少ないニッチな市場に参入することができる

Dさんの事業再構築補助金の申請は、審査を通過し、自動車整備システムの導入に対して補助金が採択されました。Dさんは、補助金の申請について、「事業再構築補助金サポート.comにお任せしたおかげで、書類作成や申請がスムーズにできました。事業再構築補助金サポート.comは、事業転換のための頼りになるパートナーです」と話しています。